背中を合わせて【完】

いつも料理を作るときは1人だから、料理してる姿を見られるのが少し恥ずかしい。



「もう。包丁持ってたら絶対に指切ってたよ。」


「ごめんってば。」



そう言って零はいつも通りに笑顔を見せた。



「....なんかさぁ、全然元気だね。」



そう?と言いながら首を傾げる零。



「きっと今日はいっぱい寝たし、未夜がご飯作ってくれてるからだよ。」



少しでも零の役に立てたことは嬉しいけど、面と向かってそう言われるとちょっぴり照れる。


結局料理の後半は零も手伝ってくれて、2人でご飯を食べた。


零の察していたとおりの雑炊を。