背中を合わせて【完】

未夜は早速ご飯を作り始める。


スーパーで買った野菜を慣れた手つきで切っていく。


お鍋にだし汁や調味料を入れて野菜を入れると、部屋にはいい香りが漂い始めた。



「雑炊?」


「わっ!」


急に後ろから声をかけられて未夜は身体を飛び上がらせた。


なんだか零には脅かされてばかりな気がする。



「ごめん。脅かすつもりはなかったんだけど。」



そう言って零はお鍋の中を覗いてきた。