背中を合わせて【完】

放課後。


零にメールを入れた。


『今学校終わったよ!家に帰ってから零の家に行くね』


一度家に帰って鞄を置くと、いつもと同じく洗濯物を取り込んで夕食を簡単に作った。


今日の夕食は両親の2食分だけ。


すぐに家を出てスーパーで食材を買い物してから零の家に向かった。


チャイムを鳴らすと、零はすぐに玄関の扉をあげる。



「おかえりー!」



明るい声で出迎えた零の姿に唖然とする未夜。


なにも答えないで玄関前に立ち尽くしたままの未夜の姿を見て、零はあれ?っと焦る。