背中を合わせて【完】

「なんでちゃんと休んでないの?熱上がっちゃうじゃん!」


「未夜には絶対にそう言われると思ってた。だから秘密にしてたのー。」


「そういうことは秘密にしてなくていいから!」



未夜は零の背中を押してベッドに連れて行く。


ベッドに横になった零のおでこに未夜の手を重ねた。


きっと普段だったら零に触れることさえ躊躇するかもしれないのに、今日はそれどころじゃない。



「結構熱高いじゃん。今日はちゃんとバイト休んでよ。」


「えー。」


「えー、じゃないから!無理して熱上がったら、逆に迷惑かけるでしょ。」


「そう...だね。」



未夜の強い押しに負けた零は渋々了承した。