背中を合わせて【完】

そう言ってこれからは公園じゃなくて零の家で朝の時間を過ごすことを約束した。


少しでも零には休んでもらいたかったから。


次の日の朝、未夜は零の家のチャイムを鳴らす。


ちょっと時間がかかって出てきた零は、だるそうに身体を壁に寄りかけてドアを開けてくれた。



「おはよう。ごめん。寝てた?」


「大丈夫大丈夫。横になってただけ。上がってー。」



お邪魔しますと言って家に入ると、なんだか煙たい。


部屋の上の方が白く霞んでるところを見ると、部屋を締め切りでタバコを吸っていたようだ。



「空気の入れ替えしないの?窓開けてタバコ吸わないと空気悪くなっちゃうよ。」


「だって外寒いんだもん。」