背中を合わせて【完】

未夜の言葉にハッとして身体を起こす零。



「ダメだよ!朝会うのやめようってのは。」



その必死な感じに未夜は驚いた。



「いや、そうじゃなくて...。零が嫌じゃなければ明日もここで会おうか?って言おうと思ったんだけど。」


「......。」



零がなにも言わないから、沈黙になってしまった。


我に返った零は眉を下げて笑う。



「なーんだ。俺の早とちりー。俺はいいよ。何もない家だけどね。」


「じゃぁ家にいてね。私公園に行かないで、直接ここに来るから。疲れてるなら寝ててもいいし。」