背中を合わせて【完】

今日の日付には『T9 R17 T19 H21』と書かれている。


ジーッと卓上カレンダーを見ていたら、零にその様子を見られていた。



「それはバイトの時間だよ。」


「バイト?全く解読出来ないけど?」


「貸して。」



そう言って手を伸ばす零にカレンダーを手渡そうと未夜も手を伸ばすと、つかまれたのはカレンダーじゃなくて未夜の腕だった。



「ちょっ!」



これ以上ドキドキさせないでほしいと願う未夜。


零の行動は予想外なことが多すぎて、もうどうすればいいのかわからない。


未夜の戸惑いもおかまいなしに、零は未夜の手につかまれたままのカレンダーを覗いた。