背中を合わせて【完】

「未夜??」



当然のように状況がつかめない困惑した顔の凛。



「ごめん、凛。今日は帰るね。見学の日にちは明日教えてくれるかな?」



未夜はファイルを教室の端にある本棚にもどした。



「うん。大丈夫だけど...。」


「本当にごめんね。」



その会話を聞いて、まだ教室にいた零が口を挟む。



「先約があったなら、俺出直そうか?」


「いいから早く学校でてよ。その格好もその髪も学校じゃすごく目立つんだから!」



未夜は鞄を持って鞄で零の背中を押す。