背中を合わせて【完】

「このままネットカフェ行くって言う手もあるよね!」



すっかり機嫌も直って凛の表情は楽しそうだ。



「隣駅前にネットカフェあって、ゆうくんが貯めたポイントで今なら40%OFFだしさ!!。」


「また割引券ー?ゆうくんは値引きされた食材をに食いつく主婦みたいだね。」



未夜と凛が笑って話してたら急に横から声をかけられた。



「なんだ。普通に元気そうじゃん。」



声をかけられた方を見ると、そこにはここにいないはずの男の姿。



「えっ!!??」



驚いた顔をする未夜を見て、その男は満足そうなに微笑んでいた。