背中を合わせて【完】

それはすごくかっこよく見える。


かつて未夜の父もそうだったから。



「夢を追いかける人か。確かにいいよね。」



ふとゆうくんの夢ってなんだろうって思った凛が、未夜にも話をふってみた。



「夢といえばさ、未夜はなんか夢あるの?高校卒業したらどうするの?」


「私には夢がないから、きっと夢を追う人に憧れるんだよ。とりあえずは高校卒業したら働こうかなって。」


「え?意外!!未夜は高校卒業しても大学とかに進学すると思ってたよ。」