背中を合わせて【完】

「私そんなこと考えたことなかったもん。タイプとか聞かれたら絶対かっこよくて優しくてーって答えちゃうと思う。ものすごくありきたりだよね。」


「そういうのが素直でわかりやすくていいんだよ。私は自分のことあんまりわかってないからさ。」



凛はよく自分のことをわかっていて、本当にうらやましかった。



「やっぱりさっきの取り消して。」



凛を見習って少しは自分も変わりたいと思った未夜が訂正の言葉を入れる。



「タイプは夢を持って追いかけてる人ってことで!」



顔のかっこよさってあんまり考えたことはなかったから、未夜が憧れもする夢を持って頑張っている人。