背中を合わせて【完】

(本当に偶然教室で出くわさなきゃ、未夜はこの先ずっと俺に話しかけてこなかったかもしれないしな。)



「確かに圭の言う通りかもね!ありがとっ。」


零が素直に笑ってお礼を言う。


お礼を言われるほどのことでもないのにと思いながらも、圭はありがたくその言葉を受け取った。


少しするとかりんがシャワーから戻ってきて部屋に入ってくる。



「圭。なんか炭酸のジュースが飲みたい!」




「炭酸?冷蔵庫に炭酸のジュースなんてあったか?」


「わかんなーい。圭見てきてょ。」



かりんの注文に、はいはいと返事をして腰をあげる圭。