思い出した…
全部ぜんぶ、思い出した。
私の目からは
またも涙が溢れていた。


ていうか今日、誕生日…?

「いってきまーす!」

そう言って私は走り出した。
早く、早く行かなきゃ!

「着いた…」

私は時計台がある原っぱに来た。
そして寝転がった。