机のかたすみ



この出来事はすぐクラスの女子に
広まった。
当然私はクラスで一人。
教室にいるのが嫌で、
私は毎休み時間屋上にいた。

「はぁぁ…」
もうため息しかでてこない。

アユミはアイにつきっきりだし、
あの言葉はこういう意味だったんだ。

アイもタカヤの目を気にしてるのか、
派手なことはしてこない。
だから私は誰にも見えてない、空気のよう。

イジメを受けるのもごめんだけど、
こんな状況も正直キツい…