「ごめん、そっちこそ、大丈夫??」



「私なんかいいんです。」



「あ、入場中じゃん!引き止めてごめん!」



「私のせいです!すみません。」



「じゃあ、また、あとで。」




私は頭を深く下げて、元いた列に戻った。