紅龍〜過去に囚われし少女〜




『ふあぁー』



ほんとヤバいかも。瞼がどんどん下がってくる。



「美桜、眠いのか?」


『うん、ちょっとね』



あたしの欠伸に気づいた蓮が顔をのぞきながら問い掛けてくる。ちょっと近い気がするけど、まぁいっか。




「来い」


『…っわ』



いきなり腕を引かれ、ソファーから立たされる。大人しく着いていくとそのまま総長室に入る。


初めて入ったけど広すぎでしょココ。ベットは勿論、キッチンやシャワールームもある。




「これ使っていいから、少し寝てろ」



そう言ってあたしをベットへ引っ張り寝かせる。