紅龍〜過去に囚われし少女〜




その直後、一斉にに殴りかかってくる。




避けて、殴ってを繰り返す。


薬をやってるからか、急所を確実に狙わなくてはすぐ立ち上がり再び殴りかかってくる。






――数十分後、


あたしの周りには倒れてる組員達、そして目の前には残り一人残っている奴が、怯えた目で震えながらあたしを見る。




『此処の、頭は何処だ?』


「ひっ、い、一番奥の部屋…ぐはぁっ」




面倒だから最後まで聞かずに残っていた一人を殴る。


バタンと倒れる音が静かに響いた。





ふぅ、手応えないな。


ポキポキと手の関節を鳴らしながらゆっくりと奥の部屋へ向かっていく。