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車に揺れること数十分。
目の前には銀狼ほどではないが結構大きめの古びた倉庫がある。
――…ここが乱鬼の倉庫か。
赤髪男達に続いて中へ一歩踏み出した。
中に入るとあたしに気づいた下っ端達が睨んできた。まぁ、知らない女が入ってきたとなればそうなるのは仕方がないが。
んー、なんだろう。この“違和感”は。なにかが違う気がするのは何故だろう。
違和感の真相が分からないまま着いていくと、幹部室らしきとこにつき二人に続いて部屋の中へ入った。
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