紅龍〜過去に囚われし少女〜




「えーと、姫さんまさか俺等達のこと知らない?」


『うん』



最近よくある気がするけど、自意識過剰ってヤツかな?会ったことないよね。

むしろ、バリバリ初対面じゃん。




『で、あんた等誰?』


「あー、俺等は乱鬼の幹部なんだけど銀狼の総長さん達に教えてもらってない?」



乱鬼ね、面倒なことに巻き込まれたな…。たっちゃんが、言ってたのはコイツらの事だろうね。



『教えてもらってない』


「それほど大切ってことか」



否定したあたしに、赤髪男が怪しげにニヤッと笑った。