紅龍〜過去に囚われし少女〜




―――――――――――――
―――――――――



トイレから出ると背後に二人ほどの気配を感じた。


後ろへ振り返ると、燃えるような赤髪の男といかにもチャラそうな茶髪の男がいた。



ジーッと見ていたらチャラ男と目があった。



「あっれー?まさかの姫さん一人?」



ニヤニヤ笑いながら言うチャラ男。うん、そのまさかだよ。



「探す手間が省けたな」



と赤髪男が言う。最悪、探してたのかよ。というよりも、




『…誰?』




ん?何かしらけた気がするけど、まずそこからだよね。誰だよマジで。