車を降り、巧と一緒に校舎へ向かう。痛いほどの視線を感じるのは気のせいだろうか…。 そしてそのほとんどが女子からの視線。その瞳から読み取れるのが“嫉妬”という感情がほとんどだろう。 文句があるなら、あたしじゃなくて蓮に言ってほしい。 あたしを誘ったのは蓮達だ。 ちらり、横の巧を見ると馴れているのか平然と歩いていた。 そして校舎に入ると迷うことなく屋上へと足を運んだ。