紅龍〜過去に囚われし少女〜




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ピピピピピピ…カチャ



『……ん』





もう朝か。まだ重い体を起こしベッドからおりる。



テーブルにあるケータイを見るとメールを知らせるライトがピカピカと光っていた。


誰だろう?そう思いケータイを開くと巧からのメールだった。




[着きました。

準備はゆっくりで大丈夫ですよ。]





なんとも巧らしいメールに思わず頬が緩む。が、受信時間をよく見れば、このメールが届いたのは、20分前で…。


一気に目が覚めた。



ヤバい、流石に何十分も待たせるわけにはいかないでしょ!!