紅龍〜過去に囚われし少女〜




バイクに乗ろうとする、蓮に慌ててお礼を言う。




『ありがとう』


「あぁ、じゃぁな」



蓮はあたしの頭を軽く撫でるとエンジンをかけバイクを走らせた。



あたしは、しばらく走り去っていく蓮の背中を見つめていた―…。




***



家に入るとカラコンとウィッグをとりベッドに倒れこむ。


今日は疲れたな…。


目を閉じれば、今日の出来事が新鮮に思い浮かぶ。









気づいたらあたしは夢の中に旅立っていた…。