紅龍〜過去に囚われし少女〜




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マンションの前に着くと、予想通り、蓮が驚きの声をあげた。



「は、ここがお前の家か?」


『あ、うん』



まぁ、驚くのも無理ないだろう。このマンションここら辺じゃ一番高いマンションだし。

でも、あまり深く聞かれたら困るから、



『ありがとう』



そう言って軽々バイクから降りる。



『それじゃぁ…、』


「待て、ケータイ貸せ」



ケータイ?何で?と思いながらケータイを渡すとなにやら赤外線をいじっていた。



「…俺と幹部のアドレスだ、それから明日から毎朝迎えにいく」




そう言われケータイを見ると確かに、蓮と巧達のアドレスが登録されていた。