紅龍〜過去に囚われし少女〜




「あっ!みぃちゃんやっと来たぁ」


笑顔で言う陽向は、女の子より全然可愛い。なんか負けた気分だな。ん?っていうか、



『みぃちゃん?』



さっき言ったみぃちゃんはあたしの事なのかな?



「うん。“みお”だからみぃちゃん!…駄目?」



うるうると上目ずかいで見つめてくる。そんな可愛い笑顔で言われたら、



『いいよ』



許してしまうに決まってる。あれは本当にヤバいね。思わずドキってした。



「やった!みぃちゃん!」



うん。あたしは、やっぱ可愛い物には弱いらしい。