紅龍〜過去に囚われし少女〜




「入るぞ?」


『うん』



なんか緊張する。なんでだろ。“幹部室”っていう場所が久しぶりだからだろうか。



――ガチャ



隼人が扉を開け中に入っていく。あたしはその後に続いて入る。



銀狼の幹部室は白を基本とした
部屋だった。龍蝶は黒が基本だから、全然雰囲気が違うな…。


てか、此処で普通に暮らしてけそう。


だって、テレビやら冷蔵庫、真ん中に大きいテーブル、その回りを囲むようにある白い革のソファー。




やっぱ何処の倉庫も同じだ。