紅龍〜過去に囚われし少女〜




――――――――――――
―――――――――



「―…着いたよ」



バイクに揺れること数分、銀狼の倉庫に着いたみたいだ。倉庫を見ると、



『大きい…』



銀狼の倉庫は予想より大きかった。まぁ龍蝶の方がもっと大きいけど。



「でしょ!俺らの自慢の倉庫♪」


そう言う隼人の目はキラキラと輝いてた。



―…嗚呼、こんなにも銀狼を大切に思ってるんだ。あたしとは違う。あたしは、こんな風にはなれない。





そう思う自分はなぜか滑稽で笑えてきた。