愛して愛されて…

ーチュンチュンー

「ふぁ??もぉ朝…??」

「おせっつの。そろそろ準備しろよ、アホ真希。」

「なっ、アホとか、言わないでよ。琉生!!」


私は新垣真希。
高校二年生!!

この人は東條琉生。
同い年の幼馴染み。


そして……。


「おい、貴様。置いてくぞ…。」

「ぁ、ごめんなさいっ!!!!」

パタパタ。


すっごく毒舌だったり。



「あら、真希ちゃん。今日は早かったのね。」

「今日は琉生と行く日だからね。ぁ、ママ。私今日ご飯要らないね。」

「あら、分かったわ。倒れないようにね~。」


ホントに我母ながらほわーんとしてるわ。

「しゃ、行ってきます。」

「いってらっしゃーい。」


私はバタバタと家を出た。