わたしが行く場所…… 彼氏である海(カイ)のところしかない。 唯一、わたしを理解してくれる人。 「いらっしゃい。こんな時間に珍しいな」 「ちょっとね」 海はわたしより年下なのに去年から一人暮らしをしている。 それなりに生活できてるみたいだし。 まぁ少し散らかってるけど。