「ツンデレ柚衣ちゃんがそう言うならこのままにしといてあげる。俺にべた惚れだもんなー」 「なっ……」 「顔真っ赤」 「うっさい!!」 帰ってやる!! そう思って立ち上がったら、海の温かい手がわたしの手首を掴んだ。 ほんとに熱があるのかと疑ってしまうほどの力で引っ張られて、その勢いでベットの上に尻餅をついた。 それと同時に後ろから海に包まれた。