なんなんだ。こいつは。 千年前に行くことも考えてないのに 千年前から生きていたとでも言うのか? メルヘンにもほどがあるだろう。 「あぁ。はぃはぃ。 頭がおかしいやつは 読書の邪魔になるんだ。 はやく向こうへ行ってくれ。」 「・・・私も読書は好きです。 何を読んでおられるのですか?」 「・・・。」