そんな私の無愛想さになんか
目もくれず、淡々と話し続ける唯莉。


唯「優愛ちゃんか~。可愛い名前♪♪
優愛って呼んでもいいかな?
うちのことは、唯莉って呼んで!」


唯莉はキラキラの笑顔でそう言った。


普段、私から話しかけること以外
私に話しかけてくる子は、
ほとんど無かった私だったから、
唯莉の言葉、ひとつひとつが
とっても嬉しくて涙が出そうだった。



それからは、唯莉と私。
二人で行動することが多くなって、
常に一緒に居るようになった。


喧嘩もしたし、怒鳴り合いもした。
一緒に泣いて、一緒に笑った。
好きな人が出来て、恋バナもした。


ずっと、ずっと一緒に居れるって
私はそうやって思ってた。


だけど、唯莉は違ったんだね。