~中学2年生~



中2になり、ずっと一緒に
遊んで、つるんでた友達とは
見事に離れて、クラスでは
仲の良い友達なんていなかった。

元々、派手に始まった私に
仲良くしようと近付いてくる人も
すごく少なくて、"友達"なんて
呼べる人は、2人しかいなかった。


そんな私に、にっこにこして
近付いてきた、唯一の女の子がいた。


名前は、川田 唯莉 (かわた ゆいり)

目がぱっちり二重まぶたで、
すっごく可愛くて、女の子らしく
にこにこ笑顔が印象的だった。



その子は隣のクラスだったけど、
友達がいなくて、クラスに居づらくて
廊下で一人ぼっちだった私に、


唯「わあ!可愛い女の子だっ!
なんてゆう名前なの?
あっ!うちは唯莉って言うんだ☆」


そうやって、笑顔で話しかけて来た。
私は、突然のことに驚きすぎて、


優「あ…え、えっと、優愛。
桜井優愛って名前。よろしく。」


ありえないくらいの無愛想(笑)

ほんっとに、自分なにやってんだろ
って心の底から思ったよ(笑)