叶わない恋でも…




真顔のまま、りあちゃんは
うちに呆れ顔で話しかける。


り「あのね、あんたさ
最近、優愛と仲良いみたいだけど、
りあ、あんたのこと嫌いなのね。
あんたも知ってんでしょ?

優愛に近づくとかやめてよね。
りあ、嫌いなやつに友達取られんの
死ぬほど嫌いなんだよね。

分かったなら、りあと優愛の前から
消えてくんない?分かった?」


一定の声の低さ、一定の早さで
そう言って、立ち去って行った。


うちは、目の前で何が起こったのか
分からないまま、家に帰った。