私は、気づいたらここにいた。
街の中心。
交差点の中央で、ただ一人、止まったまま。
周りは動いている。
「あ…赤になる…」
信号を渡り切ったあと、再び考えた。
私の名前は?
「なんだっけ…。」
カバンに入ってあった携帯をみた。
プロフィール項目には、
「鹿野るい(しかのるい)」と書いてあるのだが…
私は「鹿野るい」と言うのか?
ドクン…!!!
そのとき、
この聞いたことのある名前に心臓が揺らいだ。
「私」だ。
そうだ、おもいだした。
私は鹿野るい。
年齢は18だった気がする。
街の中心。
交差点の中央で、ただ一人、止まったまま。
周りは動いている。
「あ…赤になる…」
信号を渡り切ったあと、再び考えた。
私の名前は?
「なんだっけ…。」
カバンに入ってあった携帯をみた。
プロフィール項目には、
「鹿野るい(しかのるい)」と書いてあるのだが…
私は「鹿野るい」と言うのか?
ドクン…!!!
そのとき、
この聞いたことのある名前に心臓が揺らいだ。
「私」だ。
そうだ、おもいだした。
私は鹿野るい。
年齢は18だった気がする。