「話って?」 「ぁ、うん。あのね あたしね、泰羅くんの事本当にスキだった」 「…ぅん?」 「泰羅くん、別れよう?」 「……」 「ぢゃ、これだけだから」 泰羅くんは何も言わずに無言で下を向いていた 私は家に帰って泣いた 私、昨日から泣きっぱなしだ 本当に本当に泰羅くんがスキだった スキでスキで仕方なかった 泰羅くんの女癖がわるいのはしっていた 付き合う前からそうだった でも、せめて私の気持ち伝えたかった