夢中なお付き合い*

キーンコーンカーンコーン

「はい、席ついて。ホームルーム始めるよ。」


担任の早川涼二。
草食系男子で押され気味の先生。


「えっと、今日は生徒会活動時間があります。五時間目が終わったらすぐに廊下に並んでくださいね。」

「センセーい。それって強制なの??」

「ぇ、それは…」


全く。


「当たり前に決まってるでしょう。ちゃんと出席しないと、留年にしますよ。それと、先生。あなたがちゃんとしなくてどうするんですか。しっかりしてください。」

この人に私がズバズバ言えるのには、たいして理由はないけど、でもいってるだけ。


正論のつもりだけど。



「では、ホームルームを終わります。あわ、あの…、神崎さんはちょっと…」

ついに怒られる日が来たのかな??


「なんですか??」

「あの、なんであんなに自分の意見をスパッと言えるんですか??」

「…は??」


この人なにいってんの…??


「あの、それをおしえてほしくて。」

「お言葉ですけど先生は生徒になめられてるの知ってますか??それを改善しない限りまず聞いてもらうのは無理です。そんなオドオドしてるから信頼されないんじゃないんですか?失礼します。」


ペコッとあたまをさげてきょうしつにはいる。



あの人は当分変わらないな。