「…静流。」
「貴方に責任が取れる訳ないでしょう?私達レジスタンスは、地下に住む千を越える民を守る役目があるのよ。もし、敵にこの場所を探知されて攻め込まれたらじゃ…遅いのよ。」
「だから、この子を見殺しにしろと…?」
「少なくとも地下世界に悪影響はないでしょう。確かに鬼畜かも知れないけれど、私達の使命なのよ。」
アリッサの表情に影が淡く落ちて、口元を悲痛に歪ませた。
此所に自らの居場所はないのだろうか?
紡ぐ事の出来ない問いに悔しさを感じ、この場に居たくないという思いがアリッサを動かし、ベットから立ち上がったアリッサは勢い良く医務室から出て行った。
行き先など分からない。
ある筈のない"自らの居場所"の場所を求めて走り出した。
「アリッサ!?…静流さん。俺はその考えに賛同は出来ません。確かに敵対している人物を連れて来るのは危険な事だとは分かります。でも、傷付いてる人を見捨てる人間に国を救うなんて無理だと思います。…除隊の覚悟なら出来てるんで。」
蓮哉は静流の瞳を見据えて、自らの考えを返事を待たずに紡ぎ最後の覚悟を告げる。
その言葉は考えて出たモノではなく、無意識なモノ。
アリッサは自分と何か関わりがあると、蓮哉は知らず知らずの内に自覚していたのだろう。
蓮哉は答えを待たずにアリッサを追い掛けて、部屋を後にした。
「貴方に責任が取れる訳ないでしょう?私達レジスタンスは、地下に住む千を越える民を守る役目があるのよ。もし、敵にこの場所を探知されて攻め込まれたらじゃ…遅いのよ。」
「だから、この子を見殺しにしろと…?」
「少なくとも地下世界に悪影響はないでしょう。確かに鬼畜かも知れないけれど、私達の使命なのよ。」
アリッサの表情に影が淡く落ちて、口元を悲痛に歪ませた。
此所に自らの居場所はないのだろうか?
紡ぐ事の出来ない問いに悔しさを感じ、この場に居たくないという思いがアリッサを動かし、ベットから立ち上がったアリッサは勢い良く医務室から出て行った。
行き先など分からない。
ある筈のない"自らの居場所"の場所を求めて走り出した。
「アリッサ!?…静流さん。俺はその考えに賛同は出来ません。確かに敵対している人物を連れて来るのは危険な事だとは分かります。でも、傷付いてる人を見捨てる人間に国を救うなんて無理だと思います。…除隊の覚悟なら出来てるんで。」
蓮哉は静流の瞳を見据えて、自らの考えを返事を待たずに紡ぎ最後の覚悟を告げる。
その言葉は考えて出たモノではなく、無意識なモノ。
アリッサは自分と何か関わりがあると、蓮哉は知らず知らずの内に自覚していたのだろう。
蓮哉は答えを待たずにアリッサを追い掛けて、部屋を後にした。

