奏太SIDE 俺は花蓮を抱き寄せて もう一度 本郷の奴らを睨んだ。 …もう ばれていやがったか。 内密に調べていたつもりだったが…。 「首を突っ込みすぎると 痛い目に遭うわよ」 かすかな声に振り向くと あの写真の女――――七帆がいた。 …アイツ!!