廊下に出ると、亜衣さんが立っていた。 「…亜衣さん、おはようございます」 私が言うと、亜衣さんは私を見て、 「奏太は?」 「まだ寝てます」 私が言うと、亜衣さんは声を上げた。 「まだ寝てるの!?今日、倉庫で会議あるのに!?」 あ、そうだった!やばいじゃん!