「すっごーーーい!」 私、思わず絶叫。 暗いから、本当に星がきれいで。 「プラネタリウムみたい…!」 私が言うと、奏太さんがあずまやの方で小さく笑った。 「…こっち、来い」 奏太さんが手招きする。 「うん」 あずまやからも星はよく見えた。 むしろ、立って見上げなくて済む分、座ってた方が楽。