「ん?花蓮、どうした?」




 …自覚なし!?



「…奏太さんって、コスプレが好きなんですね…」




 私が言うと、奏太さんは目を丸くした。




「やっぱり、メイド服ですか?それとも、看護婦さんですか?」



「あ…?花蓮…?」



「あ、制服ならありますけど、それでもいいですか?」



「勝手に話進めるな!どういう脳内回路してんだよ!」



「え?脳内会話!?どんなですか!?」



「脳内か・い・ろ!何が会話だ!」





 …奏太さんが壊れました。




 無愛想な奏太さんが暴走中…。