俺は、花蓮を寝かせ、七帆に向き直った。 「…とはいったって、お前は俺らが憎むべき相手であり。倒さなくてはならない相手だ」 俺の言葉に七帆が身構える。 「いいわ。この際、どちらが上か、決めるのも悪くない」 七帆はそう言って、殴りかかってきた。 七帆のパンチをかわし、七帆は花蓮のすぐ傍で停止した。 しまった! 花蓮の近くにある、ナイフを七帆が掴んだ。