【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参






「瑛太さん?無茶しないでね?」



 私の言葉に瑛太さんは何も言わなかった。



 代わりに敵の方に向き直り。




「僕が相手だ」




 瑛太さんはそう言って、身構えた。




「ふん、おもしろい」




 相手の男は瑛太さんと似通った体格。




「けが人の分際で、勝てるのか?」




 男は言って、瑛太さんに殴りかかる。



 瑛太さんがスっと避けた。





「何っ!?」