【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参








「なっ…!」






 奏太さんの手が震えていた。






「どうかしたの?」







 私が聞いても





 奏太さんは





「なんでだ…」






 を繰り返すだけで。







「ねぇ!」




「見ろ」





 奏太さんが私に携帯を投げた。