「って、あれ? 奏太さん、龍太寝てますよ?」 玲央さんが言った。 「どうしましょうか?」 「落書きしてやろうぜ」 ヒロさんが笑いながら。 「おっ、いいね」 奏太さんが手を叩く。 「どうせならさー」 奏太さんが、 二人に何かを耳打ちした。