ベッドに入って十分。 疲れていたせいか それとも俺の能力なのか 俺は深い眠りに落ちて行った―――。 夢の中で 花蓮が泣いていた。 なんで泣いているのだろうか? 不安で花蓮に近寄っていくと 彼女は誰かの名前を呼んでいた。 花蓮の腕の中に 瑛太がいた。