「無理とか言ってた割に 熟睡じゃねぇか」 …ちがっ! これは寝てたんじゃなくて 気絶してたのっ!! てゆーか、気絶しかありえない! 「ところで どこに向かってるの?」 私が聞くと 奏太さんは少し唸って。 「どこだと思う」