【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参






 龍太さんが突っ伏した。



「くそ〰〰〰っ!


 負けた〰〰〰〰〰〰っ!」





 奏太さんはドヤ顔を浮かべて



 私の方へ駆け寄ってきた。





「勝ったぜ!」





 奏太さんに言われて



 私は笑顔を浮かべた。





「すごいすごい!」





 私の言葉に




 奏太さんは満足そうに笑った。