絶望。 この二文字が 脳裏に浮かぶ。 そのとき、マンションの外で 車の止まる音がした。 「来たんじゃない?」 まさか。 だって奏太さんは車の運転できないもん。 免許がないから。 バイクの免許は持ってるみたいだけど。